上野瞭著作目録
●1950年(昭和25年)
童話集・蟻
土山文?堂/創作/私家版
●1957年(昭和32年)
子ども・見ている聞いている
三一書房/評論/鴨原一穂他共著
●1965年(昭和40年)
空は深くて暗かった
三一書房/創作
●1967年(昭和42年)
戦後児童文学論ー「ビルマの竪琴」から「ゴジラ」まで
理論社/評論
ちょっとかわった人生論
三一書房/エッセイ
高校生新書。
フォークシンガー加川良が歌ってヒットした「教訓1」の元になったちょっと変わった人生論。
現在は作詞者としてちゃんとクレジットされている。
●1968年(昭和43年)
『オルリー空港22時30分』 学習研究社/翻訳/P=ベルナ著
ちょんまげ手まり歌
理論社/創作/井上洋介絵
黒いユメミの花が咲く「やさしい藩」につたわる手まり歌。今も聞こえてきそうな、こわいこわい物語。
様々な劇団がこの物語を原作で取り上げてくれました。
●1970年(昭和45年)
『ファーブル昆虫記』 文研出版/翻訳/J・H・ファーブル著
『わたしの児童文学ノート』 理論社/評論
●1971年(昭和46年)
『京都の散歩みち』 山と渓谷社/エッセイ/西尾雅之共著
『マーマーレード・ジムの冒険』 あかね書房/翻訳/アラン・シリトー作(栗田八重子絵)
●1972年(昭和47年)
『カイツブリ号の追跡』 学習研究社/翻訳/ロジャー・ビルキントン著(武部本一郎絵)
『現代の児童文学』 中央公論社/評論(中公新書)
●1974年(昭和49年)
『現代日本児童文学史(講座=日本児童文学=5』 明治書院/評論/上野瞭・神宮輝夫・古田足日共著
『ネバーランドの発送ー児童文学の周辺』 すばる書房/評論
目こぼし歌こぼし
あかね書房/創作(梶山俊夫絵)
●1976年(昭和51年)
『子どもの国の太鼓たたき』 すばる書房/評論(長新太絵)
日本宝島
理論社/創作(栗津潔絵)
●1977年(昭和52年)
『絵本・猫の国からの挨拶ーmessages from paper cats』 すばる書房/アンソロジー/上野瞭編
『戦後児童文学論ー「ビルマの竪琴」から「ゴジラ」まで』 理論社/評論(新装版)
●1978年(昭和53年)
『田島征三』 すばる書房/評論/上野瞭編
『目こぼし歌こぼし』 講談社/創作(梶山俊夫絵){講談社文庫}
もしもし こちらライオン
理論社/創作(長谷川集平絵)
『われらの時代のピーター・パン』 晶文社/評論
●1979年(昭和54年)
『空想の部屋(叢書児童文学第三巻)』 世界思想社/評論・上野瞭編(長新太絵)
『小さな船長の大ぼうけん』 あかね書房/翻訳/ポール・ビーゲル作 C・ホランダー絵
●1980年(昭和55年)
『小さな船長と七つの海』 あかね書房/翻訳/ポール・ビーゲル作 C・ホランダー絵
『ちょんまげ手まり歌』 理論社/創作(井上洋介絵)<愛蔵版>
もしもし、こちらオオカミ
小学館/創作(長谷川集平絵)
●1981年(昭和56年)
『アーサーの めがね』 佑学社/翻訳絵本/マーク・ブラウン作絵
『想像力の冒険ーわたしの創作作法』 理論社/評論/今江祥智・上野瞭・灰谷健次郎共編
『ちょんまげ手まり歌』 理論社/創作(井上洋介絵・フォア文庫)
●1982年(昭和57年)
『児童文学アニュアル1982』 偕成社/評論/今江祥智・上野瞭・遠藤豊吉他共編
ひげよ、さらば
理論社/創作(福田庄助絵)
第23回日本児童文学者協会賞を受賞。
1984年4月から1年間、NHK連続人形劇として総合テレビで放映。
主題歌はシブがき隊の「キャッツ&ドッグ」。
1983年(昭和58年)
『児童文学アニュアル1983』 偕成社/評論/今江祥智・上野瞭・遠藤豊吉他共編
●1984年(昭和59年)
『アリスたちの麦わら帽子ー児童文学者の雑記帳』 理論社/評論
『児童文学アニュアル1984』 偕成社/評論/今江祥智・上野瞭・遠藤豊吉他共編
テレビえほん 『ひげよ、さらば』全3巻 理論社/絵本/上野瞭原作・関功脚本・タナカマサオ人形
『ひげよ、さらば』<上><中><下> 理論社/創作{理論社ノベルズ}
NHK連続人形劇『ひげよ、さらば』第一巻〜第六巻 理論社/創作/関功脚本・タナカマサオ人形{テレビ文庫}
●1985年(昭和60年)
さらば、おやじどの
理論社/創作(田島征三絵)
そいつの名前は、はっぱっぱ
理論社・創作(杉浦範茂絵)
日本のプー横丁 ー私的な、あまりにも私的な児童文学史
光村図書/エッセイ 装画・杉浦範茂、装幀・平野甲賀
私的な児童文学史。
小説でもドキュメントでもなく、それ以上に興味深い読み物として展開する、
これは「詩と真実」である。
『ひげよ、さらば』 理論社/テレビガイド{ムック版}
NHK連続人形劇『ひげよ、さらば』第七巻〜第十巻 理論社/創作/関功脚本・タナカマサオ人形{テレビ文庫}
●1987年(昭和62年)
砂の上のロビンソン
新潮社/創作(北見隆絵)
大都会の中を漂流し続ける家族。
無人島の代わりにモデルハウスが登場する。
著者が初めて書いた新聞連載小説。
NHKドラマ人間模様(1988年1月9日〜1月30日放送)
主演:田中邦衛、木の実ナナ・主演。
すずきじゅんいち監督で映画化(ATG配給)。
大地康雄、浅茅陽子・主演。1989年9月15日公開、105分、配給ATG。
劇団コーロ公演。
ひげよ、さらば ー猫たちのバラード<上><下>
新潮社/創作{新潮文庫}
●1988年(昭和63年)
もしもし、こちらオオカミ
小学館/創作(長谷川集平絵・文庫)
●1989年(昭和64年・平成元年)
アリスの穴の中で
新潮社/創作(北見隆絵)
第3回山本周五郎賞候補作品となる。
TBS系でテレビ化。午後9時半から月曜ドラマスペシャル連続。
主演は小林薫。
TBSチャンネル
さらば、おやじどの』<上><下>
新潮社/創作{新潮文庫}
●1992年(平成4年)
晴れ、ときどき苦もあり
PHP研究所/エッセイ(装幀・上野宏介)
一匹の同居猫と暮らす、老いをまえにした夫婦の風景を、変わりゆく京都の町並みのなかに描く。
児童文学作家対談・7/今江祥智・上野瞭・灰谷健次郎:インタビュアー神宮輝夫
偕成社/対談集
●1993年(平成5年)
三軒目のドラキュラ
新潮社/創作(北見隆絵)
日本テレビ系でドラマ化。木曜午後9時、連続12回。「三軒目の誘惑」
●1994年(平成6年)
そいつの名前はエイリアン
あかね書房/創作(杉浦範茂・絵)
ある日少年は奇妙な老人に出会う。少年にしか見えない老人。一人の人間の中にある現在と未来が交錯するファンタジー。
●1995年(平成7年)
グフグフグフフ
あかね書房/創作
もしもし、こちらメガネ病院
あかね書房/創作
●1998年(平成10年)
ただいま故障中ーわたしの晩年学
晶文社/エッセイ
宝島へのパスポート
解放出版社/評論/今江祥智・山下明生と共著
●1999年(平成11年)
映画をマクラに
解放出版社/エッセイ
●2003年(平成15年)
『猫の老眼鏡』 同志社女子大学児童文化研究室・有志による小冊子
『晩年学通信 最後の日記抄・闘病記』 同志社女子大学児童文化研究室・有志による小冊子
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